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年金ニュース「年金埋蔵金1・5兆円を給付へ 政府方針、一元化で道筋2012年08月23日」 [年金ニュース]

最近は国の年金制度の危うさを感じる人が徐々に増えています。その延長上にあるのが個人年金への加入です。最近は現役世代でも個人年金の加入を検討する人が増えているようです。


【ニュース】
年金埋蔵金1・5兆円を給付へ 政府方針、一元化で道筋2012年08月23日

 政府は22日までに、四半世紀余りにわたって活用されず塩漬け状態になっていた1兆5千億円に上る年金特別会計の「埋蔵金」を、将来の年金給付費に充てる方針を固めた。厳しい年金財政にとって“つなぎ資金”になりそうだ。

 社会保障と税の一体改革で、会社員の厚生年金と公務員らの共済年金を統合する被用者年金一元化法が今月成立。これをきっかけに、この埋蔵金の各年金制度への配分ルールが政府内で固まり、活用に道筋が付いた。一元化法施行の15年10月以降、給付に回す案が有力。給付費が年50兆円規模の年金財政が大幅に改善されるわけではないが、会計上の「行き先」がやっと定まる形だ。(共同)より引用

【コメント】
 年金については将来への不安からみなさん関心が高まっているかと思います。この記事ではでは民主党がマニフェストとして掲げていた「埋蔵金」の年金への活用について報じています。一見1兆5千億円に上る年金特別会計の「埋蔵金」はとてつもない金額のように感じるかもしれませんが、実は不足している年金給付額は50兆円名のです。「埋蔵金」を充当したとしてもわずか3%ほどにしかなりません。これではまさに焼け石に水の状態です。野田政権は税と社会保障の一体改革という大義名分の下、消費税増税法案を成立させました。しかし、消費税増税によって年金の給付不足は本当に解決するのでしょうか。そもそも消費税導入時にも同じような趣旨のことが言われていたのを覚えていますか。社旗保障、特に年金については国だけを頼りにしていて安心していられる時代ではないと私は考えます。意識の高い方は個人年金に加入されているのが現状です。将来の自己防衛のためにも個人年金について検討する時代になってきています。

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